霧氷の高見山(2007/12/17)




国道166号線より見た高見山

新木津トンネル付近から見える高見山は鋭く天を突き刺すようにそびえています。山頂付近の白いのが国道からも確認でき、霧氷はともかく雪くらいは期待できそうでした。毎年何度か足を運んでますがここ何回かは温暖化の影響か霧氷のない山頂でした。それでも台高・大峰を一望に出来る眺望のすばらしさで十分満足させてくれる山でもあります。
まだ12月でそれほど期待はしないで行ったのですが、山頂は麓とは別世界の冬景色でした。しかも大混雑の1月と違い、まだ人の少ない静かな山頂で煌めく霧氷も展望台も独り占めでした。

≪コースタイム≫ 登山口(10:00)→古市展望所(10:30)→小峠分岐(10:55)→大峠(11:30)→高見峠休憩広場(11:45)→(12:20)高見山頂・昼休憩(12:50)→笛吹岩(13:00)→国見岩(13:25)→杉谷・平野分岐(13:35)→小峠(13:50)→古市(14:10)→登山口(14:40)






登山口付近
高見山の登山ルートはいくつかありますが、私はいつも東吉野村杉谷の登山口から登ります。ここまでなら真冬でも自分で運転して来られるしバス停横には売店とトイレもあります。この日はまだ凍結の心配もなかったので上にある大峠登山口まで車で登って行けそうでしたが、そこからだと山頂まであっと言う間に登れてしまいます。こんなカッコイイ山を下から登らなきゃつまらないですよね?

バス停から少し後戻りした民家横の登山口から登ります。1月だと雪はなくても霜柱が盛り上がってたりしますが、普通にやわらかい土でした。所々古い石畳が残っているのは伊勢街道の名残のようです。 以下、説明版より

『旧伊勢南街道(又の名を紀州街道とも伝ふ)紀州、大和、伊勢を結ぶ塩の道、米の道、魚の道の交易路であり、かつては伊勢参宮の道であり又紀州徳川家が江戸参勤交代にこの街道を利用した、特に夏季は大峰山、年末には年越え参りでさかえた。』





樹林帯を30分程登ると開けた場所にでます。紀伊・大和・伊勢の人々が集まって、塩・米・魚等の賑やかな市がたったという古市場跡。ここで最初の休憩をとります。



  

伐採跡からは右手に台高北部の稜線が広がり、前方左にはこれから登る高見山頂が見え隠れします。





再び樹林帯に入ってしばらく歩くといったん車道に出たところが小峠



  

車道を挟んで向い側に鳥居のある小峠登山口があります。
ここからは山頂まで近道ですが急登になるので、車道を右に折れて展望のよい大峠登山口に回ります。





車道を少し下ると左手山側に登山道の入口があります



   

しばらくは薄暗い林の中を歩きます。休憩所だったという石畳跡や昔は山賊が出たとかの説明版がある伊勢街道跡です。



  

林から出て明るくなったら大峠登山口が見えてきました。ここにもトイレがあって30台分くらいの無料駐車場があります。この日は5台しか停まっていませんでした。ここからは少し急な登りになります。



  


葉がすっかり落ちた明るい樹林帯をひたすら登るとベンチのある高見峠休憩所に出ます。後ろに高見山頂を仰ぎ、正面は台高・大峰の大展望です。



  

ここまで来れば山頂までもうひと登り。少しずつ白い物が増えてきます。





東尾根に続く稜線の先には、こちらも霧氷で有名な三峰山が見えてきました。





登山道もまっ白になってきた頃、高角神社の背面が見えました。いよいよ山頂です!







  

山頂はまるで別世界のようです。登りはポカポカで暑いくらいでしたが、山頂は風が冷たくてじっとしてると凍えそうでした。しばらく展望を楽しんだ後暗いけど風の当たらない避難小屋で昼食を摂ることにしました。





  

写真を撮りながらもっと山頂でいたいけど、手が冷たい、寒い。





写真を撮りながら登ってきた方とは反対側の北面に降りはじめます。南側と違いしっかり霧氷がついています。 雪はそれほど降ってないようなのに、霧氷は長く伸びてます。風の強いところではボトボト霧氷が落ちてきます。



  

雪よりも落ちた霧氷が地面に降り積もっているので、かき氷のようです。





まだまだ見ていたいような。







山頂から少し下ったところにある笛吹岩。張りだした岩の先からも展望があります。





霧氷のトンネルをくぐって下山します。



  

揺岩・息子岩などの巨岩の説明版が続きます、神武天皇が八方を望見したという国見岩を過ぎると辺りは、さっきまでの冬景色は幻だったのかと思うような晩秋の里山の風景に戻ります。
ヒメシャラの赤い木肌が見えて、いつもここで冬だけじゃなく他の季節に来てもいいなぁと思うのですが、でもやっぱり冬にしか来ていない事に気付きます。



  

急な下りのあと平野との分岐に出ます。バスを利用の場合は平野に出てたかすみ温泉経由で榛原駅に戻るのが通常のようです。私は車を置いてる杉谷方面に進みます。15分ほどで小峠の鳥居の所に降りてきました。





小峠からは来た道を逆に下って行きます。











    








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